ここでは、問題解決のための本、『世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく』(以下、『世界一やさしい問題解決の授業』を紹介します。

『世界一やさしい問題解決の授業』の基本概要

渡辺健介著・ダイヤモンド社刊(2007年)

ページ数:120ページ

25カ国、15言語以上で出版、世界的ベストセラー

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マッキンゼー勤務後、起業経験のある著者が、中学生にも理解できるよう問題解決の方法について纏めた本です。

可愛い絵やグラフ、図などを多用し、親しみやすく、なおかつ理解しやすく書かれています。

「物事の本質を見極め、打ち手を考え、具体的なアクションに落とし込む」という問題解決の基本的な考え方をかみ砕いて説明しています。また、分解の木、課題分析シート、実行プランなど、実際に問題解決に使える具体的なツールを紹介しています。

その他にも、優柔不断な人に向けた「意思決定ツール」も取り上げています。特に意思決定を促す「良い点、悪い点」リスト、複数の選択肢を同時に比較できる「評価軸×評価」リストに関しては、普段の生活においても役立つことでしょう。

この本は理論のみに重きを置いたものではありません。実際に行動するための気づきを促している点はこの本の大きな特徴と言えます。「自分の力で考え、行動する」、これができるようになって初めて問題を解決する力が身に付くのです。

全体的に優しい語りで書かれており、普段本を読まない人や、読書に慣れていない人でもとっつきやすい良書です。社会人であればぜひ読んでおきたい1冊と言えます。