ここでは、「フィッシュボーン図(特性要因図)」を用いた問題解決法を解説します。

フィッシュボーン図とは何か

フィッシュボーン図とは、結果とその要因との間にある因果関係を表した図を指します。もともとは品質管理の現場で使われていたものですが、さまざまな問題解決のツールにも応用できます。魚の頭を喩えたものであることから「フィッシュボーン図」と呼ばれています。

フィッシュボーン図の描き方

まずは、特性(問題点)を魚の頭の部分に書きます。次に魚の尾の方から頭に向かって矢印を引き、それを背骨とします。そして、特性が起こる大きな要因を、背骨の上下に並べて書きます。これらの要因から背骨に向かって矢印を引き、それを大骨とします。

次に、大骨を中骨、小骨に分解して書いていきます。つまり、大骨の要因が中骨、中骨の要因が小骨といった具合にです。

大骨が抽象的な要因であるのに対して、中骨、小骨では徐々に具体性が増していきます。小骨もさらに分解できる場合は、孫骨などを作っても構いません。

Image result for フィッシュボーン図を描く際の注意点フィッシュボーン図を描く際の注意点

以下のことに留意しつつ図を描きましょう。

要因の漏れやダブりがないかどうかを確認する

要因について考えられるものはすべて書き出していきます。その際、漏れやダブりがないことを確認しておきましょう。すべてリストアップした後、フィッシュボーン図に入れ込むのがベストです。

主観を避ける

個人的な主観が入らないようにすること。要因はあくまで客観的な事実に基づくものでないといけません。

要因が明確になれば、解決策を立てやすくなります。問題の要因を分解し、解決法を導くのに便利な手法と言えるでしょう。